押しのぬい活に目覚めて、自作でぬいを作ったり、ぬい服を作ったりしている人もいると思いますが、「もっと可愛く作りたい!」と思ったことありませんか?
そんな時に動画で調べると『ぬい物アイドルたきゅーと』という人を目にして、その圧倒されるビジュアルに「この人何者?」と思う人もいるかもしれません。
でも、たきゅーとさんは調べてみると、心の底から「ぬい物が好き」という「好き」があふれている人で、そのスキルと経験がとても豊富なことがわかりました!
では、さっそく見ていきましょう!
たきゅーとって何者?
たきゅーとさんのビジュアルを見て、圧倒されちゃう人もいるかもしれませんが、来ている衣装も手作りで見ての通り、ぬい物のスキルが高いことがわかりますよね。
そんなたきゅーとさんは、どんな人か?どうしてぬい物のスキルが高くなっていったのか?3つの視点で見てみました。
- 女子中学生アイドルって?
- 小さいころから物を作るのが好きだった
- マンガが好きで描いて出展したりしていた
女子中学生アイドルって?
確かに、女子中学生アイドルには見えません・・。ですが、たきゅーとさんが何故そう言っているのか動画内で話していて「なるほど・・」と思いました。
「女子中学生なら、アイドルが好きなのは当たり前(おかしくない)ですよね。」
たきゅーとさんは、本当にアイドルが好きで、そしてかわいいと思う服を着ると嬉しいんだなと思いました。
思春期の女の子って、アイドルに憧れちゃいますよね。
スタイルがよくて、綺麗にメイクして、かわいい服きたりかっこいい服着たりして、見てるだけで気分が上がりますよね。
そういう憧れてる気持ちをずっと持っているという意味で「女子中学生アイドル」と言っていると思うと、納得してしまいましたね!
大人になると、子供のころの「好き」をなくしてしまうけど、ずっと持ち続けられるたきゅーとさんは凄いと思いました。
小さい頃から物を作るのが好きだった
動画内では、おもむろにガンプラ(ガンダムのプラモデル)を出して、「物を作るのが好きになったきっかけ」を話そうとしているたきゅーとさんでしたが、「ぬい物とは違う話」ということで、プロデューサーさんに却下されて、話している部分はカットされていますが・・(笑)
どうやら、小さい頃夢中になっていたのが3つあったそうです。
ガンプラ、お絵かき、レゴブロック
ガンプラもレゴブロックも、細かな作業が必要とされるもので、そんな作業が好きだったということがわかりますよね。
ガンプラも組み立てるだけではなくて、「ここに木があって、人は1.5㎝の大きさで」と背景も考えていたそうです。頭の中で想像力が膨らんで、自分だけの世界を作っていたんですね。
ほかにも動画内で、サラサラっと絵を描いていましたが凄く上手でした!特に女の子の絵は上手でした!
マンガが好きで描いて出展していた
始めはマンガが好きで、同人誌即売会に出展していたと動画内で話していました。
その頃は、絵の勉強をしながら描いていたそうです。
そこからコスプレの衣装を制作するようになってスキルを身に着けていったそうです。
全て、好きから好きへと動いて行ってるんだと思いました。
ぬい物のスキルはなんと独学!
たきゅーとさんのぬい物のスキルは、全て独学なんだそうです。
頭の中でイメージした衣装を形にしたい!そんな思いが伝わってきました。
そんなたきゅーとさんは、独学でコスプレ衣装や、ぬいを作れるほどになったのか?
2つの視点で見てみました
- とにかく調べまくる
- ぬい物は自分を受け入れてくれるもの
とにかく本とネットで調べまくった!
たきゅーとさんは、「こんな衣装を作りたい」と思ったら本やネットで調べまくるそうです。
そんな時に、頼りにしているのが一冊の本
文化式原型をやさしく解説した
「アイテム別基礎作図集」笠井フジノ・著
この本は、バストサイズを基にして肩幅・首回りなどの平均値を出して、型紙を作っていくのにとても分かりやすく、参考になっているということでした。
これを基にして、ジャケットにしたり、ブラウスにしたり、ワンピースにしたりしているそうです。
もともと細かな作業が好きだったたきゅーとさん。
でも、服を作る作業は大変だと思うのですが、それでも突き進んでいく力はやっぱり「好き」だけではなかったと思いました。
ぬい物は自分を受け入れてくれるもの
たきゅーとさんが、動画で「ぬい物が好き」と話していましたが、やっぱり単純に「好き」だけではないんじゃないのかなと感じました。
小さい頃から、細かな作業が好きなたきゅーとさん。
そんな自分を否定的に見ているような部分もあったそうです。
「細かい作業がとても好き。
1mm単位の縫製を要求してきて「それで正解だよ」というぬい物が好き。
いくらでも細かいことをやっても「それでいいんだよ」と言ってくれるぬい物が好き。」
作りたい服があって、調べてもそのぬい方がわからなく考えた末に、細かな作業になってしまったたきゅーとさん。
のちのち調べてみると、そのやり方で合っていたそうです。
早く、合理的にやるほうが価値があるように思われることが多いですが、細かく手をかけて作業したもので「合ってるよ」と言われると、自分自身を受け入れてもらえたような、そんな風に感じて自分が自由になっていくように思ったのではないのでしょうか。
そう思うと、楽しいとも思うし、ぬい物は自分そのもののような感覚になっていきますよね。
本やネットで調べまくって、試作品を作っていきスキルが高くなっていった理由がわかった気がしました!
『ぬい活の神』と言われて
たきゅーとさんは、NHKの『沼にハマってきいてみた』という番組で「ぬい活の神」と言われていました。
その中で、ぬいを制作していた人にアドバイスをしていましたが、それが的確で凄かったです。
相談者が「どういう形にしたいのか?」ということを聞かなくても、分かっていたこと。
さらに、綺麗に仕上げるやり方をポイントを押さえて説明していたことに驚きました。
さすが「神」と言われるだけあるなと思ってしまいました。
そのようなアドバイスはどうやってできるようになったのでしょうか?
いっぱい作って試着して修正する
たきゅーとさんは、ぬい物のスキルをどのように高めていったのでしょうか?
「とにかくいっぱい作って、自分も試着したり、試着してもらったりして、
そこで、失敗点を洗い出して修正する。
これを何回も、何回もやる」
始めから上手くいかず、失敗を繰り返して、どうやったら上手くできるのか何度も何度も繰り返したのだと思いました。
綺麗に作りたいという完成形をイメージしていても、失敗していた過去から相談者の方が「こういうことでつまづいてる」という内容を聞いただけで、その相談者がどんな完成形をイメージしているのかがわかってしまうんだなと思いました。
なので、ぬい方の方法を話す前に「こういう形にしたいよね」と相談者の思いをくみ取ってくれる話し方が、本当に「神」だと思いました。
ほかにも
- ぬいがデコボコならない綿について
- ぬいの表情の作り方
- ぬいの袴の作り方
- ぬいの髪型の作り方
- ぬいのランドセルの作り方
- ぬいの角やシースル前髪の作り方
- ぬいの刺繍について
他にもまだまだありますが、その内容を見ているだけでスキルの高さがわかります。
解説を聞いてるだけで本当にぬい物が好きなんだということが伝わってきます。
最後に
たきゅーとさんの『ぬい活の神』と言われるわけは、コスプレ衣装製作から「ぬい物が好き」ということに気が付き、そのぬい物が自分自身を受け入れてくれるものとして大切になったこと。
そこから、ぬい物のスキルを活かして「ぬい活」をして『ぬい活の神』と言われるようになったということです。
ぜひ、みなさんも子供の頃好きだったものを思い出してみませんか?
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