鉛筆で「植物を育てる」グッズ『芽が出る鉛筆』でハーブや花が育てられる!有名企業がプロモーションにも使ってる!【世界まる見え!テレビ特捜部】

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短くなって使いにくくなった鉛筆。

その鉛筆を土に植えると、芽が出て植物が育つ・・・というグッズ。そんな夢のような物が本当にあるんです!

世界的な企業も展示会やイベント、会議などにこのグッズを使って、サステナブルやSDGsに関心があり、取り組んでいるというイメージのプロモーションに使っているそう。

一体、植えるだけで植物が育つってどういうことなのでしょうか?

そして、どういうきっかけで誰が作ったのか?紹介したいと思います!

 

 

誰が?どこで?生まれた鉛筆?

短くなって使いにくくなった鉛筆で、植物を育てる」そんなアイデアを思い付いたのは、どんなきっかけだったのでしょうか?

 

MITの3人の学生

2012年マサチューセッツ工科大学の3人の学生が受けた、ある授業の中で生まれました。

 
サステナブルな鉛筆の背後にあるアイデアは、2012年マサチューセッツ工科大学(MIT)の3人の学生から生まれました。

“未来のオフィスに必要な筆記具とは?”

という授業の一環で、プラスチックを使わない鉛筆に着目し、使用後もゴミにならずに植物に生まれ変わるというコンセプトを思いつき、そのアイデアをクラウドファンディングのウェブサイト www.kickstarter.comで共有しました。

引用元:レトロバンクサイト https://www.retrobank.co.jp/

 

デンマークにあるSprout社が商品化

その後、デンマークにあるSprout社が商品化を進めていきました。

 
創業者 Michael Stausholmは2013年にデンマークで芽が出る鉛筆を商品化、発売し、2014年には特許、知的財産権、鉛筆を世界的に販売する権利など、製品のすべての権利を購入しました。

引用元:レトロバンクサイト https://www.retrobank.co.jp/

Sprout社は、この「芽が出る鉛筆・スプラウトペンシル」を通して使い捨てではなく、また新たに命が生まれて自然に戻っていくことを大切にし、この商品を通じて、環境について考える機会を簡単に説明できる象徴として扱っているんですね。

 

 

芽が出る鉛筆の使い方

使い方は簡単3ステップ

1.使う
2.植える
3.育てる

 何か特別なことをすることなく、簡単にできちゃいます!

1.使う

通常の鉛筆として使います。鉛筆のほかにも色鉛筆もあります。

色鉛筆は6種類(緑、橙、赤、黄、ピンク、青)

 

2.植える

短くなって使えなくなった鉛筆を、逆さにして土に植えるだけ。

しばらくすると、鉛筆が新たな植物へと生まれ変わります!

 

3.育てる

鉛筆を土に植えると芽が出てくるので、育ててみましょう!

使えなくなった鉛筆から、植物の芽が出て新たな命が生まれると考えると、育てるのも楽しくなりますよね!

 

 

どうして芽が出るの?

そもそも使い終わった鉛筆を、逆さにして植えるだけで、どうして芽が出るんでしょうか?

 

鉛筆の中に種が入ってる

鉛筆の後ろに種が入ったカプセルが付いています。

そのカプセルごと土に差し込んでおくと、カプセルが土の中で溶け出し、種が出てくるという仕組み。

引用元:レトロバンクサイト https://www.retrobank.co.jp/

 

種の種類は10種類

・セージ
・コリアンダー
・バジル
・タイム
・チア
・カーネーション
・デイジー
・忘れな草
・ひまわり
・ワイルドフラワー

ハーブは、育ったら料理に使って食べることもできますね!
育てて楽しんで、食べて楽しんで鉛筆一本からいろんな楽しみ方ができるなんて凄い!

 

世界中で販売されている

この「芽が出る鉛筆・スプラウトペンシル」は、世界80か国以上3000万本以上販売されているそうです。

その主な顧客は、企業や組織で85%を占めているそう。

 

顧客の85%は、鉛筆をロゴに刻印してグリーンなプレゼントとして使用している企業や組織です。

Sprout社の実績では、IKEA、トヨタ、コカコーラ、マリオット、 ディズニー、ポルシェなどがあります。

引用元:レトロバンクサイト https://www.retrobank.co.jp/

企業や組織で、展示会・イベント・会議などでノベルティグッズとして使われているそうです。

世界的有名企業ばかりですね!
鉛筆にロゴを刻印して鉛筆として使われて、植物として生まれ変わってと、その度にロゴを目にするとなると、媒体としても使えそうな感じがしました!

 

教育の一環としても使われている

SDGsについての学びの一貫として、教育機関でもオリジナルグッズとして使っているそうです。

オリジナルのプリントすることもできるそうで、使い方次第で可能性がたくさんありますね。

 

 

まとめ

短くなって使いにくくなった鉛筆から、植物を育てることができる鉛筆スプラウトペンシル

マサチューセッツ工科大学の3人の学生のアイデアから始まり、デンマークの企業が商品化したもの。

鉛筆としての役割を終えて、新たに植物へと生まれ変わり、土に還る。

このアイデアを企業で、組織で、教育機関で使用して大きな反響が世界的に起きています。

アイデア次第でオリジナルの刻印もでき、可能性がいっぱい詰まった鉛筆。

ぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

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