卓越した技巧と多彩な音色からくる圧倒的な表現力で、聴衆を魅了し続けている亀井聖矢さん。
今回、情熱大陸2回目の登場で改めて、亀井聖矢さんの経歴の凄さ、ピアノの凄さを調べてみました。
映画『パリピ孔明 THE MOVIE』』にも出演し、気になる年収もしらべてみました。皆さん一緒に見ていきましょう!
亀井聖矢プロフィール
- 名前 亀井聖矢(かめい まさや)
- 生年月日 2001年12月20日
- 出身地 愛知県一宮市
経歴がすごい!
4歳よりピアノを始める。
小さい頃、家には小さい電子キーボードがあって、幼稚園で聴いた歌を真似して遊びながら弾いていたそうです。それを見た両親が、ピアノを習わせてみようかなと思ったのがきっかけでピアノを始めたそうです。
ピアノの練習時間は2時間!
亀井聖矢さんは、以前webマガジンのインタビューで練習時間のことについて話していました。
「小学校の頃はサッカーをやっていたので、学校から帰ってきてサッカースクールに行くまでの2時間くらいの中で、ピアノの練習をしなければなりませんでした。
そのため、いかに効率よく練習できるかを考えていくようになりました。
特に中学時代は学校から帰って2時間あるかないかだった。」
小学生の頃から、短い時間の中で効率よく練習するにはと考えていたこと自体が、本当にすごいですよね。
「時間がないから」という理由で諦めなかったところに「ピアノが本当に好きなんだ」という思いをもっていたんだということが分かるエピソードですよね!
亀井聖矢のために作った「飛び入学特待生」制度!?
亀井聖矢さんと言えば、愛知県立明和高等学校音楽科を経て、飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学されたことは、有名な話ですが学長先生にオファーを受けたエピソードがあります。
「高校1年生で全日本学生音楽コンクールを受けたんですが(高校の部第1位)
当時の桐朋学園大学の学長先生がそのときの演奏を聴いていて、
『飛び級という制度を作ろうと思うんだけど、ぜひ来てくれないか』
と直接オファーをいただきました。
正直、前例もない話ですし、上手くいくのかもわからないのでかなり悩みました。」
亀井聖矢さんにとっては「飛び入学」ですが、「『飛び級』という制度を作ろうとしている」ということは、まだ作られてないということで、恐らく亀井さんのピアノが学長先生の心を動かしたのでは?というエピソードですよね。本当にすごいです!
そして、桐朋学園大学を首席で卒業しました。
史上初のダブル優勝!
桐朋学園大学1年在学中の2019年、二つのコンクールにおいて優勝を飾った。
- 第88回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、及び聴衆賞受賞。
- 第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、及び聴衆賞受賞。
若手音楽家の登竜門とされる2つのコンクールでのダブル優勝は、史上初!
これも本当にすごいですね!
他にも、主な受賞歴
- 2022年 – 第67回マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクールピアノ部門 第3位
- 2022年 – ロン=ティボー国際コンクールピアノ部門 第1位、評論家賞、聴衆賞
- 2023年 – 文化庁長官表彰(国際芸術部門)、出光音楽賞を受賞。
- 2025年 – エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門 第5位
ピアノ演奏がすごい
超絶技巧生み出す手は、赤ちゃんの頃から大きかった!
亀井聖矢さんの手は、とても大きいということで知られていると思いますが、なんと赤ちゃんの頃から大きくて、赤ちゃん用の手袋が入らなかったそうです。
そして亀井さんが大きく片手を広げた親指から小指までの長さは、なんと26.3㎝もあるそうです!!
練習中にふと。。
— 亀井聖矢 Masaya Kamei (@masayakamei_pf) January 9, 2023
僕めっちゃ手大きく開けるんですけど、僕より大きい人いますか!?😎笑
ドからソまで届きます😎
測ったら26.3㎝だった!
みんな思いっきり開いて何㎝届くか測ってみてほしい!! pic.twitter.com/FDIlOOaZWt
筆者も小さい方ではないので、試しに図ってみましたが、20.2㎝でした。
皆さんはどうですか?図ってみると、亀井さんの手の大きさの凄さが分かるかと思います。
10歳で弾く「リスト / ラ・カンパネラ」がすごい!
亀井聖矢さんは、確かに手が大きいですが彼の超絶技巧は、やはり「ピアノが好き」からくる努力によって、才能が生み出されたと思う動画があります。
わずか10歳で、こんな情感豊かな演奏ができるのでしょうか?
もう、この動画を見れば多くを語らなくても、亀井聖矢さんがすごいことがわかりますよね。
幼いころから、ピアノにひたむきに向き合って自分を成長させていると思いました。感動しますよね。
亀井さんは、インタビューで他にもこんなお話をしてくれました
2時間よりも長く練習できる時間はありますが、そんなに長く集中力は続きません。
量より質を思い続けてきたのですが、最近は質があっての量も大事だなと思っています。
質の良い練習をたくさんしていかなければ、効率だけを求めていても限界はあります。
どちらも大事です。
ただ、練習するだけではなく考えるということを大切にしていると思うエピソードですよね。
気になる年収は?
亀井聖矢さんの収入は、気になるところですがはっきりとした情報はありません。
しかし、一般的にピアニストの方たちが、どこから収入源をえているのかで推測することができます。
演奏会・リサイタルの出演料
ピアニストの受賞歴や知名度や、コンサートの種類によって大きく異なりますが、一般的なピアニストの場合、一回の演奏に対して約10万円程度の出演料が一般的とされています。
しかし、単独でリサイタルを開催するか、知名度のあるピアニストでは、一回の出演料が100万円を越えることもあります。
亀井聖矢さんは、リサイタルも行ってますし(追加公演も出ています)、他にもオーケストラを従えてコンサートも行ってますよね。
2024年7〜9月に開催された日本ツアーでは全16公演で約2万人を動員してます。
CDや楽譜の販売、楽曲提供 映画『パリピ孔明』の楽曲も発売
亀井聖矢さんは、2022年に1stフルアルバム『VIRTUOZO』がリリースされていますね。
最近では、亀井さんが演奏する『I’m still alive today』のPiano Instrumental ver.が収録された
『パリピ孔明 THE MOVIE Original Music Collection』も発売されてますね。
映画『パリピ孔明 THE MOVIE』には、「本人役:MASAYA KAMEI」として出演しています。

コンクールの賞金
国内コンクールでは数百万円程度、国際コンクールでは数千万円相当の賞金が
授与されることもあります。
ちなみに、亀井聖矢さんが優勝した『 ロン=ティボー国際コンクール』の
優勝賞金は3万5000ユーロ(約565万円)です。
他にはテレビなどのメディア出演、SNSからの収入
「情熱大陸」「題名のない音楽会」「クラシック倶楽部」「日曜日の初耳学」「世界一受けたい授業」などメディアや、雑誌のインタビューも多数受けているので、出演料もかなりあると思われます。
他にも、Xや、Instagram、You Tubeも開設していて、10歳の頃に演奏した『ラ・カンパネラ』の動画は約200万再生されています。
亀井聖矢さんについてのまとめ
「音楽が好き」という思いを胸に、ピアノを弾き続けている亀井聖矢さん。
ひたむきにピアノを通じて音楽に向かい続けてきた、その姿勢が多くの人の心を動かし、様々な「すごい」というエピソードを生み出していったのではと思いました。
亀井さんは「自分の好きな音楽を共有していくということが本当に楽しくて、僕の生きがいです。」と話してくれているように、これからもその音楽を多くの人に届けていってほしいと思います。
コメント