瀧内公美の『国宝』や『あんぱん』で大注目の演技!若い頃の下積み時代は?そして演技に秘めた思いとは!

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大河ドラマ「光る君へ」の源明子役で全国区の俳優となり、そして連続テレビ小説「あんぱん」で
教師・黒井雪子役を演じ、映画『国宝』に出演し現在大活躍中の瀧内公美さん。

そんな瀧内公美さんが若い頃に、どんな下積み時代を経て今のような俳優となっていったのでしょうか?

瀧内公美のプロフィール

  • 1989年10月21日生まれ
  • 富山県出身
  • 大妻女子大学児童教育学部 卒業

 

幼い頃から映画が好きだった

富山県氷見市出身の瀧内公美さん。

幼い頃から、映画好きだった母親とよく映画館に訪れていて、子供の頃から女優に憧れていたそうです。

 

教員免許をとったが、やっぱり女優になりたかった

富山県立高岡西高等学校卒業。
18歳で上京して、大妻女子大学児童教育学部に入学。教員免許を取得した。

しかし、教育実習を行っている学校の近くで映画の撮影をやっていて、エキストラを募集していたので参加をしたところ、凄く映画を作っている雰囲気が楽しかったと感じたそうで「やっぱりこれがやりたい!」と強く思い、本当にやりたい仕事に気が付いたそうです。

 

 

映画『国宝』朝ドラ『あんぱん』に出演

瀧内公美さんは、たくさんの話題作に出演されていますが特に気になった作品を紹介します。

 

『国宝』の女性カメラマン綾乃役

主役の歌舞伎・女形人間国宝となった立花喜久雄と、芸妓・藤駒との間にもうけた婚外子の綾乃役。

ラストシーンで、瀧内さんが演じた憎しみの中にある賛辞の言葉の迫力もあり、戦災でもある演技。

瀧内さんの演技はやっぱりインパクトがありますよね。

 

朝ドラ『あんぱん』の教師・黒井雪子役

ヒロイン朝田のぶが通う女子師範学校で、のぶの担任を務めた黒井雪子役。

ヒロインのぶに厳しく接する教師役だった瀧内さん。

厳しくそして強く、そして悲しさや時には弱さも見せ、見る人を引き込んでいく演技をされた瀧内さん。

視聴者からの反響は大きくて、どうしてそのような演技ができるのか少し迫ってみました。

 

 

自分と常に対話している

瀧内公美さんは、大学を卒業する少し前から本格的に芸能の道に進むが、卒業後に本格的に女優としての活動を開始していきました。

 

女優とアルバイトの掛け持ちだった下積み時代

最初の数年は、俳優の仕事だけでは食べていけなかったようで、映画の舞台挨拶が終わった後に、飲食店のアルバイトに行くという生活を送っていたそうです。

インタビューの中でこのように語っていました。

 
「何時間か前までは、舞台上でたくさんのフラッシュを浴びていたのに、夜は配膳とか、皿洗いに必死になっていた。

そのときに思ったんです。『私がキラキラした現場にいたことは確かだけど、俳優をやる上で、本当の価値は自分で探さなければいけないんだ』って。

自分の大事なものは自分で見極めないとダメだって実感したし、チームでものを作っていく上で、いろんな意見が飛び交うのは当然だけれど、『私はこれが大切だと思う』っていうものは、ちゃんと持っていよう、と」

引用元:dot.asahi.com

きらびやかな世界にいても、生活のため必死にバイトしている世界にいても、誰かに言われて受け入れるものではなく

自分が本当に『これが必要で大切なものなんだ』とはっきりと言えるものを、確固たる意志のようなものを探さないといけないんだと思ったのかなと感じました。

 

自分の中に「芯」を持てるようになった

2017年に公開された映画『彼女の人生は間違いじゃない』で、監督の廣木隆一さんに厳しく指導されたそうです。

 
『自分が感じたことをそのまましゃべればよくて、言葉が出るまで別にセリフを言わなくてもいい』

『カメラに向かって芝居をするな。大切なのは、“演じる”ことじゃなくて、“演じない”ってことだよ』

『演技がうまいなんて言われたら終わりだなと思いなさい。うまい下手で評されるのではなく、役としてその場にいなさい』
(中略)
『あなたの“生きる”とは何ですか?』と問われているような感覚でした

引用元:dot.asahi.com

しっかりと自分自身の感性と向き合っている印象を受けました。

瀧内公美さんの演技に魅了されるのは、こういった考え方が演技に表れているからかもしれませんね。

 

主な作品

・2014年『グレイトフルデット』で映画初主演を務める

・2019年映画『火口のふたり』で主演を務め、第41回ヨコハマ映画祭は最優秀新人賞を受賞、第93回キネマ旬報では主演女優賞を受賞。

・2021年映画『由宇子の天秤』で主演を務め、2021年度全国映連賞女優賞第31回日本映画批評家大賞主演女優賞第31回日本映画プロフェッショナル対象主演女優賞を受賞。ラス・パルマス国際映画祭最優秀女優賞を受賞

他にも、舞台出演・テレビドラマ出演・配信ドラマ・舞台出演などもたくさんあり、大河ドラマ「光る君へ」の源明子役で全国区の俳優となり、映画『宝島』、『ふつうの子供』など現在大活躍中の俳優となっています。

 

 

まとめ

俳優として芯を持っていると感じさせる瀧内公美さん。

幼い頃から女優に憧れていて、一旦は女優の夢から離れましたが、やはり本当にやりたい女優の仕事に就き、次々と出演した作品にインパクトを残していく瀧内さん。

これからの活躍も楽しみですね!

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