加藤ローサさんは、今回『おしゃれクリップ』に出演し、初めて離婚した事実を公表しました。
このことは、とても驚いたニュースでみんな「どうして?」と思っていますよね。
離婚の理由を、番組内で話していた内容と、今までインタビューなどで語っていたことを振り返って、彼女の離婚の理由について、その想いに迫ってみたいと思います。
加藤ローサ離婚を公表
1985年6月22日生まれ。
高校1年のときに、ファッションモデルとしてデビュー。
2004年ブライダル情報誌「ゼクシィ」のCMでのウェディングドレス姿が話題になり、その後女優として映画・テレビなどバラエティー番組にもで活躍し、2011年6月に元・プロサッカー選手松井大輔さんと結婚する。
夫婦と言う形を変えた
番組内で、加藤さんは「今は籍を抜いていて。新しい私たちの形で生活は続けつつ、ちょっと夫婦という形を変えて離婚していて」と、同居はしているが離婚したことを明かしました。
離婚時期に関しては「今年とかじゃなくちょっと前なんですけど」と話していました。
今回、公表した理由をこう説明しています。
『道行く人に「旦那さん好きなんです」って言ってもらって、(それに対応するのに)いちいちウソをついているような気がして苦しかった』
元夫の松井さんのファンの方と会った時に、隠しているようで苦しかったのだと思いました。
年月を重ね関係性が変わっていった
元夫の松井さんは、2024年に現役を引退されてからの方が忙しいようで、国内だけでなく海外でもサッカー教室を行っていて、飛び回っていて顔を合わせることが少なくなっていったそうです。
お父さんとお母さんの役割は果たしたい
二人とも共通しているのが「両親としての役割を果たしたい」ということなので、離婚はしているが別居せず、同居していると話していました。
価値観の違い
加藤さんは今回の番組でも話していましたが、『彼は自分の好きなことだけを追いかけているタイプ』と話していて、過去のインタビューでもそそのようなエピソードを話していました。
良い妻でいなきゃ
番組内でVTR出演した元夫の松井さんはこう話しています。
「紙(離婚届)の問題だけだと思う。今も変わらない関係で一緒に住んでいるので、自分としてはこれからも変わらない。」
「(新しい生活をしているというよりも)いつも通りの生活をしているつもりなんですけど」
いたって、離婚しても一緒に住んでいて「何も変わらずいつも通り」と思っていると話しています。
しかし、松井さんのことを『好きなことに一直線』だと加藤さんは過去のインタビューでそう答えています。
夫は、結婚した時からずっとそんな感じで、悪い人ではないのですが…、
引用元:storyweb.jp
一緒に暮らすのはまあまあ大変でしたね。自分中心だから。
”夢の国”とか遊園地も絶対無理で、長時間並んでいられないですし、人が多いところに行って何が楽しいんだって言ってますしね。
彼が行きたいところにしか行けませんし、子どものためにとかは頭の中にはなさそうです。
好きなことに一直線、人に媚びることもせず、誰に対しても態度を変えずフラットなところ。
そういうブレないところはすごいなーと素直に思います
2022年4月14日自身のインスタグラムを更新された時にも、その様子が書かれていました。
「~いちご狩り編~ 家族でいちご狩りへ。
引用元:sponichi.co.jp
『量より質』なお年頃の私だけど、やると決めたからには本気出すぞ!!とバクバク食べていたら、しばらくしてテントからスーと出て行く22番が視界に。。。
どうしたの?30分たった?と追いかけたら衝撃の一言。
『もうお腹いっぱい』」と松井の行動を明かすと、「農園の方も、もうよろしいんですかー?とか言ってる!!事件。
あと20分はある!!とテントに引き戻したかったのに、どこ吹く風~な22番でした。
価値観の違いってこういう事なんだなーて思いながら、私は私で時間いっぱいイチゴ食べたよ」と記した。
この「好きなことに一直線」なところが、プロサッカー選手として活躍していくことができた部分もあるのかもしれませんが。
家族を大切に想う気持ちに関しては、その価値観が違ったのだと思いました。
それがよく分かる内容が、番組内で加藤さんが話している籍についてのこと。
「籍が入っているのと、入っていないのとでは、私の気持ちがけっこう変わった」
「良い妻でいなきゃ」と思ってしまう。
加藤さんが言う『良い妻』とは
『夫をしっかりサポートしなくては』と食事面を中心に、最善のケアをするために手となり、足となり考えていたことだと話を聞いていて思いました。
松井さんは「自分の好きなことだけを見ているタイプ」で、加藤さんは「みんなのことを見て守っているタイプ」で言いたいことを我慢してしまっていたのではないのかと思いました。
こういった価値観の違いが、少しずつ夫婦としての二人の関係が変わっていったのかもしれません。
そして、プロスポーツ選手のサポートは大変だと思います。
ましてや、加藤さんは妊娠中で、しかもフランスに渡り、料理も作ったことがなかった状態から始めたので相当苦労したのではないかと思いました。
大変だった出産・育児
加藤さんは、大きく3つのことを頑張ってきたと思いました。
- 言葉が通じない
- 初めての出産
- 夫のサポート
初めての出産は、それだけでも大変だと思いますが、それが異国の地だったら・・
加藤さんは、フランス→ブルガリア→ポーランド→日本に帰国し、静岡県浜松市→東京と移住してきたそうです。小さい子供を連れて大変だったと思いますね。
やるのは私しかいない
子育てでも大変なのに、夫のサポートと動いていたその思いは何だったのか?
番組内でこう話していました。
『「やるのは私しかいない」そう思って歯を食いしばってやってきた』
そして過去のインタビューでも、このように話しています。
自分も仕事をしていた経験から、アスリートの夫にコンディションを崩してほしくないという気持ちもあったので我慢して…
引用元:storyweb.jp
今思うと誰かに助けを求められたらよかったなと思います。
記憶がなくなるくらいの日々でしたが、唯一、ママ友には恵まれました。
やはり「家族を守る」という気持ちが強く伝わってきますよね。
子供も小さかったり、夫が頑張っているからと思ったら「やらなきゃ」と思って頑張ってきたのだと思いました。
いつも笑顔でいるので、歯を食いしばっているイメージが湧かないですが、相当頑張ってこられたのだと思います。
静岡でのママ友
静岡県に来て初めのころは、一人で大変だったそうです。
いつも笑顔の加藤さんですが、実はコミュニケーションを取るのが苦手だったようです。
静岡時代は次男も生まれて、ワンオペで二人育児をしなくてはいけませんでした。
引用元:tential.jp
もともと人とコミュニケーションを取るのが苦手だったこともあり、見知らぬ土地での子育てはすごく心細かったのを覚えています。
でも子供のためにも、児童館に行って近くにいたママさんに話しかけて、幼稚園や小児科の情報を教えてもらったり、行政に頼ることもありました。
そうするうちに少しずつママ友が増えていって、最終的には私が病気で寝込んでいた時に、玄関のドアにイチゴを引っ掛けてくれるようなお友達もできました。
まさに「地獄から天国へ」を味わったのが、静岡時代だったと思います。
番組内で「人に何かを言うのが苦手なんだ」と話していました。
その自分を変えていったのは「家族を守る」という強い思いだったのではないのかと思いました。
加藤さんの家族を大切にするという考え方は「大事に守る」、松井さんは「自由にそれぞれ好きなことをしていく」ということで、自由と言うのは最後困った時にどうするのか?そういう責任を、加藤さんは一人で背負っていたのではないかと思いました。
実際に家事をやったり、子供のお世話をしたりするのもそうですが、「家族を大切に思っている」というのを、加藤さんは感じられなかったのではないかと思います。
自分を思い出す
番組内で、印象に残ったのが子育てがだんだん楽になってきて、自分の時間が持てるようになってきてから気が付いたことがあったそうです。
自分はどうしたい?
『「自分って何がしたい人なんだっけ?」
「どういうことが好きで、どういう人間だったっけ?」
というのがパッと出てこなくなっていた。』
『家族ファーストで考えすぎていた。「自分はどうしたい?」というのを考えられるようにしておかなきゃと思った。』
と、話していました。
家族の責任を一人で背負っていて、自分のことが分からなくなってしまっていたことに気づいたのではないかと思いました。
それほど家族を守ろうと、必死に生きてきたということだと思います。
「やって当たり前、頑張っていない」と自分のことを思っていたようで、番組内でVTRで出演していたママ友さんも、加藤さんがこのように言っていたと話していました。
責任感が強く、頑張り屋さんなので、一人で弱音も吐けずにやってきたのではないのでしょうか。
このままでは、自分のことが分からなくなり、自分を再び取り戻すことができなくなるではと思い、離婚と言う形で、一つ肩の荷を下ろしたように聞こえました。
その余裕が生まれたから、自分のことを見ることができて、自分の心の声も聞こえてきて、再び自分が主役の人生を歩んでいける気持ちが出てきたと思いました。
それだけ、真剣に生きてきたという事なんだとも考えられますよね。
そして番組の最後にこう話していました
『(今日、出演してどうでしたか?)「すごいスッキリしてる」
「パッカーンって感じ」』
離婚したことも話せてスッキリしているのと、家族を守らなきゃという責任を一人で背負ってきたものを減らせたこと。
それで、自分の感情がしっかり出せるようになったのではないかと思いますね。
さいごに
今回、加藤ローサさんの視点になって、彼女が話してきたことを見て聞いて、どんな思いでいたのだろうかと考えてみました。
そして、どうして離婚という形を選んだのかが分かったように思います。
スッキリした加藤さんが、これからどんな活躍をしてくれるのか楽しみですね!
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