誰かの実体験を語る「実話怪談」が大ブーム!実は怪談は夏だけじゃなく、冬でもイベントをやっていた!
「怪談師」にはどんな人がいるのか?調べてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!
怪談師の紹介
怪談師の人たちは、どんな人たちがいるのか調べたところ『怪談最恐戦』というイベントが開催されていました。
この大会は、プロ・アマ問わず大会に参加できるという事で人気の大会となっています。
そして大会優勝者は『怪談最恐位』の称号と、賞金100万円が贈呈されます!
怪談最恐戦の優勝者
『怪談最恐戦』の歴代優勝者の方々
初代怪談最恐位 | ぁみ |
2代目代怪談最恐位 | 下駄華緒 |
3代目代怪談最恐位 | 夜馬裕 |
4代目代怪談最恐位 | 田中俊行 |
5代目代怪談最恐位 | 伊山亮吉 |
6代目代怪談最恐位 | 深津さくら |
公式サイトでは、2020年大会の予選会からファイナルまでのDVDや、スペシャルライブのDVDも発売されています。
怪談師人気ランキング
1位 上間月貴
2位 村上ロック
3位 城谷歩
4位 三木大雲
5位 稲川淳二
6位 夜馬裕
7位 糸柳寿昭
8位 早瀬康広
9位 牛抱せん夏
10位 吉田悠軌
引用元:ranking.net みんなのランキング
今は、ネット怪談師として活躍している人が多いとのこと。
もちろん各怪談師の方のツアーや、全国イベントも開催しているそうです。
直接聞いて体感するのは、また恐怖が全身に伝わってきますよね!
日本の怪談の歴史
怖さや怪しさを感じさせる物語は、日本から古くからあり民話伝説・神話に多数存在してます。
日本三大怪談
『四谷怪談』
特に歌舞伎の演目として有名な「東海道四谷怪談」として知られています。
元禄時代に起きたとされる事件を基に、鶴屋南北が創作した物語で、貞女・お岩が夫の伊右衛門に殺され、幽霊となって復讐を果たすという話。
『皿屋敷』
江戸時代に広まった巷説で、主人の秘蔵の皿を割ってしまった女中・お菊が、主人に殺され井戸に投げ込まれあと亡霊となって、井戸で夜な夜な「いちまーい、にまーい…」と皿を数えることが周知となっている怪談話の総称。
『牡丹灯籠』(ぼたん どうろう)
内気な萩原新三郎という男が美しい娘・お露と恋に落ちるものの、お露の正体が幽霊であることがばれ、新三郎はお露から離れるため、護符を貼りめぐらしたお堂へ閉じこもるが、お露に取り憑かれた末に殺されてしまうという話。
この怪談も実話をもとに話が作られているので、今でいう『実話怪談』という形になるのかと思います。
日本最古の説話集
仏教に関する異聞・奇伝を描いた短編物語ですが、蟻に食われた夫の話など怖い話や、不思議なエピソードなどが書かれています。
820年『日本霊異記』
引用元:rekikwai.com
景戒(きょうかい)が編んだ日本最古の仏教説話集。正式名称は『日本国現報善悪霊異記』。
明確に怪談と呼べるものではないが怪異譚が多く収録されている。
『怖さ』を楽しむようになった
人々が「怖さ」をたのしむようになったのは江戸時代からだそうです。
「庶民が「怖さ」を楽しむことが一般的になった江戸時代に、怖い話を集めた「百物語」が、怪談会や書籍などさまざまな形式で展開されて大きな広がりを見せた。
引用元:nippon.com
怪談会の「百物語」は、何本も灯りをともして、怪談が一話終わるごとに一つずつ灯りを消していき、最後の一つが消えて場が闇に包まれると怪異が起こるという言い伝えに基づいている。
「『百物語』の起源ははっきりしませんが、もともとは室町時代の武士の肝試しが始まりといわれています。
それが怖さを楽しむ遊びとして庶民の間にも広がり、流行したのが江戸時代です」
怪談話は、古くから日本人の生活の中に合ったものなんですね。
古くは「人はいかに生きるべきか」を説く仏教説話集から始まり、江戸時代には男女の色恋沙汰の話になっていき、時代背景が変わって怪談話の意味合いが変化しても、人の思いや恨み・妬みなど「目に見えないもの」は怖いんだと、怪談話は教えてくれているように思いました。
怪談まとめ
今「実話怪談」が大ブームになっているのは、昔から日本にあったことが分かると人々に関心があるのは当然と思いました。
現在の怪談師の方たちは、インターネットを使って怪談を伝えてくれるので、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか?
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