幼い頃からサーフィンが大好きなベサニーハミルトンさん。世界まる見えテレビ特捜部に取り上げられるということで調べてみました。
彼女は、ある日サメに襲われて片腕を失います。でも、事故から1か月後にはトレーニングを再開し、三か月後にはメジャーコンテストに参加して、2年後には初の全国タイトルを獲得してます。
そんなベサニーハミルトンさんのことや、気になるハワイでのサメによる事故について調べてみました。
引用元:surfmedia.jp
ベサニーハミルトンについて
ベサニー・ハミルトンさんは、生まれ育ったハワイで、サーファーである両親と2人の兄に囲まれ、幼い時からサーフィンに明け暮れる生活を送っていました。
幼い頃からサーフィンが大好き
1990年2月8日ハワイのクリスチャン家庭に生まれました。
両親の影響で幼少期よりサーフィンを始め、8歳の時、初めて出場したコンテストで優勝した彼女はRipCurl(リップカール)がスポンサーにつくほど、プロサーファーとしての将来を嘱望されていました。
そんな彼女を題材にした映画を紹介します。
映画『ソウルサーファー』
13歳の少女ベサニー・ハミルトンの奇跡の復活を描いた、勇気と感動の実話を描いた物語。
何よりも海を愛し、プロサーファーになることを夢見ていたベサニーは、ある日サーフィンの練習中に突然サメに襲われ、左腕を奪われるという悲惨な事故に遭遇する。
かろうじて一命をとりとめたベサニーは、事故からわずか1ヶ月でサーフィンを再開。
戸惑いと不安を抱きながらも、再び海へと立ち向かっていく彼女を、心配しながらも温かく見守る家族と友人たち。
片腕を失うという悲劇を乗り越え、再び頂点を目指してトーナメントへと挑戦するベサニーは、やがて世界中の人々を勇気づける存在に―。
ドキュメンタリー映画「Unstoppable(立ち止まらない)」
片腕のプロサーファー、ベサニー・ハミルトンさんを追ったドキュメンタリー映画。
彼女が左腕を失った事故から15年後。
2人の子どもの母となった彼女が、ハンディキャップを背負いながらも、ビッグウェーブに挑戦し続ける姿を、家族への取材や、過去のライディング映像を織り交ぜながら、映し出す内容になっています。
信念を持って好きな事を貫く
シャークアタックの後も海に入る私を見て人々は『なぜサメがいる海にまた戻るの?』
引用元:waval.net
って聞かれた。
サメに遭遇する恐怖よりも海、サーフィンへの愛の方が圧倒的に大きいから。
それに海は私を癒してくれる。
私には信念があった。サメに対する恐怖で海から離れる事は絶対ないってね。
海、サーフィンに対する愛と情熱はそれくらい大きい。
シャークアタック後、初めて波に乗ってからはもう後戻りはない。
ただ自分の大好きなサーフィンを一生し続ける、それだけだった。
ハワイでのサメの事故
ハワイでのサメによる事故について調べてみました。

サメによる被害のリスクが高い時期
統計によると、リスクの高い時期があるそうです。
ハワイ州土地・天然資源管理局水産資源部(DLNR―DAR)によると、
引用元:cnn.co.jp
ハワイでは10月から12月にかけてサメに襲われるリスクが
高まっているようだと多くの研究者が指摘しているという。
ハワイ諸島のサメは、この時期に活発に活動するそうです。
なぜ、リスクが高いのか?
10月に出産シーズンを迎えるイタチザメは、北西ハワイ諸島からハワイ州近海に移動する。
引用元:hawaiipress.jp
このタイミングで人間の活動範囲まで近づいてくることが要因のひとつだと考えられている。
出産シーズンにリスクが高まるのは、メスのサメは妊娠期間中や出産直後は、大量のエネルギーを消費するため、活発に餌を捕食する必要があり活発に活動するそうです。
それでもサメに襲われる可能性は極めて低い
サメ被害の国際的なデータベース、ISAFによるとサメに襲われて致命傷を負う確率は、400万分の1未満だ。
引用元:cnn.co.jp
サメに襲われて死亡した人の数は世界で平均して年間5人だという。
フロリダ自然史博物館の「国際サメ襲撃ファイル(ISAF)」によると、人が挑発行為を行っていないにもかかわらずサメに襲われたケースは2021年に世界で73件しかなく、また挑発した結果襲われたケースもわずか39件だった。
引用元:cnn.co.jp
世界の人口は80億人に迫り、21年に人がサメにかまれたケースはわずか112件にすぎない。サメに襲われるよりも溺れ死ぬリスクの方がはるかに高い。
サメの被害に遭わないために
サメに襲われるのは、世界的に見たら極めて稀なんだそうですが、万が一に備えてどんなことに気を付けたらいいのでしょうか?
引用元:cnn.co.jp
- 河口は泳ぐのに最適な場所ではない
- 水が濁っていることが多い河口は、オオメジロザメが好むエリアだ。このサメはホホジロザメやイタチザメと並んで人を襲う可能性が特に高い。
- 海岸線と遠くの砂州(さす)の間のより深い箇所もサメと遭遇する可能性が高い。
- 釣りをしているエリアは避ける
- その釣りが商業目的、レジャー目的のどちらであっても、餌などがその場で捨てられることが多い。また海に投げ込まれた魚の死骸、部位、はらわたがまき餌となり、サメに目をつけられてしまう。
- 海岸で釣りをしている人がいたら、そこから約50ヤード(約46メートル)の範囲内で泳がない方がいいという。
- 夕暮れと夜明けの海水浴は避ける
- 早朝や深夜に海で泳ぐと気持ちはいいが、それらはサメに襲われる可能性が最も高い時間帯でもある。
- サメの襲撃は、サメが視界や識別能力の低下により、他の何かと間違えて人を襲ったケースが多いという。
- ライフセーバーがいる場所を選ぶ
- 地元のライフセーバー(水難救助員)に尋ねよう。ライフセーバーのアドバイスは素晴らしい情報源なので従うこと。
- 海中で光る物を身に着けない
- サメは常に魚を探しているので、宝石類など、きらきらと光る物は注意が必要。濁った海の中では、サメはその光を魚と勘違いする可能性がある。
まとめ
ベサニーハミルトンさんは、左腕を失っても自身の信念を持ってプロサーファーとして活動しています。
その活動が、他の人にも大きな影響を与えています。これからも活躍されることを期待しています。
コメント